皆さん、家事楽しんでますか~?
「楽しんでます!」「ちょっと大変・・・」「楽しめません。」等々、画面の向こう側から色んな声が聞こえてきそうです。
かくいう私。家事を楽しめるようになったのは、ここ10年位の事。子供達が随分大きくなってきてからです。それまでは機械的に家事をこなしていました。あまりにもボリュームが多くて、「楽しく」とか、「丁寧に」とか考える暇もなかったんですよね。
最近ようやくゆとりが出て「楽しめるようになった」とはいえ、家事のすべてを楽しんでいるか?と問われると・・・「否」
未だに楽しめる家事と楽しめない家事があります。
毎日いくつもの家事をやっている私達。一つでも多く楽しく家事が出来るといいですよね。
今回は家事をより楽しむ工夫や、楽しむ事で暮らしにどのように影響するか?等を書いてみたいと思います。
楽しめる家事は何ですか?
最初の質問「家事を楽しんでますか~?」で、「楽しめません。」「大変・・・」って思われた方に再度質問です。
「どの家事なら楽しめそうですか?」
「家事のどの部分なら楽しめそうですか?」
家事って多種多様。数え出すとキリがありません。炊事、洗濯、掃除・・・それらの中にも細かい用事が多数あります。
「洗濯」を例にとると、
- 洗濯物を仕分ける。
- ネットに入れる。
- 洗濯物を干す。
- 畳んで片付ける。
ざっと書き出してもこれ位あります。更に、「洗剤のストックを切らさないようにする。」「洗濯槽のクリーニングをする。」等々・・・これらも「洗濯」という家事の一部分です。
そもそも「家事」って?
『小学館・デジタル大辞泉より』
・家庭内の事情や事柄
・掃除、洗濯、食事の支度、育児等、家庭生活に欠かせない仕事。
「名もない家事」に楽しみを見つける
ここからは私の場合ですが・・・
実は家事全般、あまり得意ではありません。ですが、俄然ヤル気が出る事があります。それは『掃除機や空気清浄機のフィルター掃除』だったり、洗濯だと『シーツをピシッと干す事』や『漂白』だったり。
料理だと、本格的な物は苦手ですが「○○のような料理」を作る事は得意かもしれません。
上記で例に出した家事・・・これらは「名前のない家事」といわれるものです。
地味で細かくて目立たない物が多いので、家事だと思ってもらえない事もあります。
ですが、これらも立派な家事です。
そこに楽しみを見出してみる!
一つ一つは小さいですが、それだけに楽しみの数を増やしやすいんですよ。
ちなみに、私が「楽しい」と感じる事って「ヤル気が出る事」とか「得意と感じる事」とリンクするようです。
再び私の例でお話ししますね。
空気清浄機や掃除機のフィルター掃除
フィルターを掃除する事で吸引力が蘇ります。吸引力が蘇ると、掃除機を使う事が楽しくなります。
洗濯でシーツをピシッと干す
ピシッと干されたシーツで眠るのは心地よいものです。寝るのが楽しみになりますよね。
漂白
漂白でクスミやシミ等が取れてスッキリしたタオルや衣類って、使い心地がいいですよね。
『ありあわせの材料を組み合わせて料理を作る』
冷蔵庫の中のものを組み合わせたり使いまわしたりして料理を作る。これはパズルを解いているようで楽しいものです。
コーヒーを淹れる
朝のコーヒーは豆を挽く所から始まります。その時間で身体がシャキッとしたり、一日のスケジュールを決めたり・・・慌ただしいけど大切なひと時です。豆を挽いた時の香りがリラックスにもつながります。
一見ささやかですが、最後に楽しみが待っていたり、その過程が楽しかったり。
このような事は皆さんにもあると思います。
一度、家事の質と内容を見直してみる事をおススメします。
そこに隠れている、小さいけど楽しくて面白い事を見つけてみましょう。
家事を見直し、暮らしを見直す
皆さんの日々行っている家事がどれ位の「名前のない家事」で構成されているのかご存じですか?チェックしてみましょう。
まずは大きい家事、炊事、洗濯、掃除・・・
これらを更に細かく書き出してみましょう。
「家事の見える化」ですね。
巷にはタスク表やアプリ等もあるようです。書き方がわからないという方は、それらを活用してみてもよいですね。
参考)【ダウンロード可!】新生活を快適に!話題の家事育児タスク分担表まとめ10選!
どうですか?書き出してみるととんでもない数が出てきませんか?
次に、それらをじっくり見てみましょう。
すると「家族で分担出来る事」や、必要かもしれないけど「何となくやっていた事」「回数を減らせそうな事」等に分類する事が出来ます。その一方で、「これは得意」とか「ここは改善出来そう」「力を入れる事が出来そう」「既に楽しんでいる事」というのも見えてきます。
得意な分野は力を入れて、それ以外の負担は少しでも分担して減らす様にしてみる。減らすためには何をどうすればいいのか?ちょっと考えてみましょうね。家事は一人でやるものじゃなく家族でやるものだと私は考えています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は家事を楽しむちょっとしたコツについて書いてみました。
家族構成や年齢で、家事の内容は変わってきますので時々見直してみる事をおススメします。
我が家の場合ですが家族が減ったのでゴミ出しの回数が減りました。お風呂掃除もいつからか子供の仕事。休日の昼食、夕食は旦那の担当。元々台所仕事が好きな人なのでお任せしています。但し、旦那は野菜が嫌いなので野菜料理は私の担当です。野菜をどれだけ美味しく調理する事が出来るか?腕の振るいどころです。旦那が食べなくても、私が美味しく食べられればそれでいいので。
こんな感じで家族分担していくと負担が減っていきますよ。但し、我が家の場合が参考になるかどうかは甚だ疑問ですが・・・
ひょっとすると、その家事、家族の誰かが手伝いたがっているかもしれませんよ。
どのような暮らしをしたいか?どのような生き方をしたいか?それによって家事のやり方は違ってきます。
家事を楽しむという事は、暮らしを楽しみ、生き方を楽しむ事に繋がるのかもしれません。